こども学部

教員詳細情報

山本 聡子
(やまもと さとこ)

山本 聡子(やまもと さとこ)
職名講師
学歴・経歴名古屋大学文学部文学科国語学専攻中退
名古屋市立保育短期大学保育科卒業
私立幼稚園勤務
放送大学教養学部卒業
名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了(人間文化修士)
名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士後期課程中退
担当科目《こども学部こども学科》幼児と言葉 子ども学フィールドワークⅡ
保育内容指導法言葉 教育実習指導Ⅰ・Ⅱ
子ども学研究ゼミナール 卒業研究
《保育科》保育内容指導法言葉 子どもと絵本Ⅰ・Ⅱ
専門分野保育学 幼児教育
研究分野保育内容 保育の質
研究内容昭和初期・中期の保育日誌より、キリスト教主義の保育における保育内容(特に、談話やフレーベルの教育理念に基づいた遊戯など)について研究している。
所属学会日本保育学会、日本乳幼児教育学会、日本保育者養成教育学会、日本こども社会学会
中部教育学会

主な業績

  • 『TEA理論編 複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ』第4章6節 新曜社,2015
  • 『新時代の保育双書 保育内容 ことば』第1章 みらい,2018
  • 『デザインする保育内容指導法「言葉」』第12章2節 教育出版情報,2019
  • 「戦後名古屋におけるキリスト教保育の特色―1950年代の保育日誌の検討―」(平成31年1月 日本聖公会保育連盟紀要「聖公会保育」 第24号)
  • 「昭和中期のキリスト教主義幼稚園の保育実践―保育内容「言葉」に着目して―」(令和元年12月 「名古屋柳城短期大学紀要」41号)
  • 「昭和中期のキリスト教主義幼稚園の保育実践(2)―「話す活動」に着目して―」(令和3年2月 「名古屋柳城短期大学紀要」第42号)
  • 「紙芝居制作を通した軽度難聴児と保護者の支援―共に作るメッセージとしての絵とことば―」(共著 令和4年2月 「名古屋柳城女子大学研究紀要」第2号)
メッセージ

「保育実習って、記録を書くのがすごくたいへんなんだって」と聞いたことがあるかもしれません。保育の現場で体験し感じたことを書き記すのは、たしかにとても難しいことです。
こども学部では、本格的な実習の前に保育の現場で実践学習を行う機会が多くあります。半日を園で過ごし、学校に戻ってきて記録を書き、「こんなことがあったよ」「こんなことで困ったよ」「こうしたらうまくいった!」と話し合って学びをシェアしています。
初めは自分の経験をうまく文章にできなかったり、感じたことを仲間に伝えられなかったりしていた学生も、回を重ねるごとに、少しずつ言語化して整理できるようになっていきます。
アウトプットのためにはインプットが欠かせません。現場での子どもとの関わりと、学校での仲間との語り合いのどちらも、保育を語ることば・子どもを語ることばを身につけるために欠かせないインプットの機会となっています。
柳城では、「子どもを学び、子どもに学び、ともに学ぶ」なかで、学生たちが日々仲間と共に、保育者に向けて成長しています。みなさんも、ぜひ一緒に学びましょう!